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Gunのメカニズム:レミントン・ダブル・デリンジャー編

レミントン・ダブル・デリンジャー。
上下二本の銃身にそれぞれカートリッジを装填し、ハンマーに内蔵されたファイアリング・ピンが、上下のカートリッジを撃ち分ける。
一見単純な理屈だが、製造されたのは1866年。その頃には、機構的には完成されてたわけです。
カートリッジは、現在では22口径のハンドガンカートリッジくらいにしか使われていない、リムファイア方式(このタイプは、41口径のリムファイア・カートリッジ)。
底の出っ張ったリム部に発火薬が収められていて、そこを叩く事によりガンパウダー(推進薬)に火が点くようになっている。
現在主流のプライマー方式と比べて、コストは安いが、再利用出来ないというデメリットがある。
小さな本体、短い銃身、大きな弾頭により、命中精度はお世辞にも良いとは言えないが、至近距離での護身用と考えれば・・・。
さすがに現在では心許ないが、西部開拓時代、ピースメーカーのバックアップ、又は婦人方の護身用として、色んなバリエーションが作られたそうです。

説明し易くする為に、内部パーツのみ表示。

上図のパーツ、それぞれの名称。

パーツを見分け易くする為、複雑な表面材質設定はOFFにして、それぞれのパーツを単色で塗ってます。

見易くする為、影をOFFにしてレンダリングしてます。

セフティ・コック・ポジション。

矢印の部分でハンマーとトリガーが噛み合ってるので、カートリッジを込めたまま、携帯出来ます。
このデリンジャー、唯一のセフティ機構。

ハンマーダウン状態。
ハンマーに内蔵されたファイアリングピンが、上のカートリッジのリムを叩いてます。
白い矢印の部分に注目。
ファイアリング・ピン・ラチェット・スプリングが、ファイアリング・ピン・ラチェットの出っ張りに当たって、回転しないようにしています。

ハンマーを指で起こすと、ファイアリング・ピン・ラチェットは動かないので、ハンマーに対して時計廻りに1/4ほど回る事になります。
そうすると、ファイアリングピンは、ラチェットの低い部分に当たって、白い矢印の方向に下がる事になります。

トリガーを引いてハンマーをダウンさせると、下に向いたファイアリングピンが、下側のカートリッジのリムを叩きます。
と同時に、ハンマーと一緒にファイアリング・ピン・ラチェットも回転し、ラチェット・スプリングは白い矢印の位置に噛み込みます。

再びハンマーを起こすと、回転が止められてるラチェットをなぞるようにファイアリングピンが移動し、上のカートリッジを叩ける位置まで移動します。
トリガーを引くと、1に至る・・・と、いう訳です。

ハンマーに叩かれると、図のように弾頭が飛び出します。
詳しく言えば、リムを叩いた事により発火薬が燃焼し、その燃焼がガンパウダーに引火して、ガンパウダーが燃焼。
弾頭を押し出して、銃身内を加速させる訳です。
言葉にすると長いけど、これらは一瞬の出来事です。

なお、図では省略されてますが、銃身のリム受け部とファイアリングピンに挟まれて、カートリッジのリム部が叩かれる恰好になりますので。

カートリッジの排莢&再填は、バレル・ロックを1のように回すと、銃身がバレル・ヒンジを支点に2のように回転する。
後は、エジェクターをスライドさせて、空薬莢を取り出す。
取り出した後は、再び装填。

とまあ、このようなわけです。

このデリンジャー、「3DCG」ページにも書いてある通り、初めて人前に発表した、Gun作品。
その時は内部パーツは省略してましたが、「デジガンCD-ROM」収録にあたり、大幅に手直ししました。
今考えると、「デジガンCD-ROM」の話が無かったら、内部パーツは作らなかったかも知れません。
数奇な運命の元に、このデリンジャーはこうして解説用素材として存在してる訳です(^_^;)。

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