3DCG製作記 ガバメント・カスタムタイプ 番外編

2003年1月10〜11日

現在、ガバメントのオリジナル・カスタムを3DCGでちょっとずつ作成してるのだが、その過程で、形状の見直しを行った部分がある。
で、「形状DATAダウンロード」コーナーにあるウィルソンコンバットのデータ、これもついでに直して、新しいデータをアップする事にしました。

以下は、その修正過程です。

ガバメントを良〜く観察すると分かりますが、スライドの高さ、前後でテーパー掛かってます。
上図で言うと、A<B。
また、それに伴いリアサイトも上がるので、照準線(青い線)はスライドのレール(赤い線)と平行にはなりません。
つまり、銃を構えて照準を合わせると、銃が斜め上を向く事になります。

濃い線が、スライドAssy。
薄い線が、バレルAssy。(共に、一部の形状を隠して表示してます)
銃身の中心軸が水平になってます。
これだと、スライド前端と銃口を合わせた時、チェンバー部はかなり沈みます。
見た目が悪いので、今までは、チェンバーの上下の厚さを変えるという手法で誤魔化してました。

バレルのみ表示すると、はっきり分かります。
実銃では、こんな変則的なチェンバーは存在しません。
でも、中心軸を水平にする以上、こうするより他に無かったもので・・・。
↑(これが、今までの形状)

新規に作成した形状は、ご覧の通り。
チェンバー部が若干持ち上がって、銃身の中心軸が斜め下を向いてます。
でも、実銃もこのようになってるんですね〜。
Gun誌とかの写真を良く観察すると分かります。若干傾いてるように写ってるはずですので。
これだと、チェンバー部の肉厚は一定のままでOK。フレームのレール部とのクリアランスも十分あるし。
ガバのスライドが後ろに行くに従って高くなるのは、バレルの傾きに合わせてるからだったんですね〜。
実はこれ、インフィニティを作った時から、疑問に思ってました。
で、ある方からアドバイスを頂いて、長年の疑問が解消し、このように修正しました。
バレルリンクは、以前のをそのまま使ってます(フィーディング・ランプの形状は若干修正)。
なお、チェンバーが上がってカートリッジも同じく上がったので、ファイアリングピンも同じ高さに修正してあります。
エキストラクターもほんのちょっとだけ修正。

スライドを後退させた状態。
ロッキングラグがぎりぎり噛まない状態までバレルを下降させてます(パスジョイント)。

バレル・リンク・ピンを支点にバレルが回転するのだが、回転量はほんのちょっと。
という訳で、カーソールをスライダーに合わせて「Ctrl+左クリック」で出てくるメニューに直接入力。
ちなみに回転の場合、1.00で180度回転します。
上図の場合、0で中心軸が水平になるので、形状の編集が楽に出来ます。
なお、アップした形状データには、バレル編集用の直線移動ジョイントも残して置きました。
-1.00にすると、中心軸の高さが0の位置に来ます。

フィーディング・ランプの形状の見直し。
以前のと比べると良く分かります。
バレルがティルト・ダウンした時の、フレームとの関係。
フィーディング・ランプが下まで延びてるので、給弾不良は起こらないはず(多分・・・)。

ついでに作成した、マガジン・ファーロア。
この形状データの為だけに作ったので、自分とこの作品には登場してません(^^ゞ。

余談ですが、私は3DCGではファーロアと言ってますが、トイガンのパーツは説明書にフォロアーと書かれてるので、そっちではそのように書いてます。
Gun誌での実銃のパーツ説明に、「ファーロア」とか「チェンバー」とか書かれてるので(トイガンの場合は、チャンバー)。
でも、「マガジン」を「マガズィン」とは書きませんけどね(笑)。

マガジンと一緒にレンダリング。
スプリングは作成してません。

これ、直線移動ジョイントで動くようにしてますが、一番上まで上げると、スライドストップと干渉します。
ほんのちょっと下げると良いでしょう(回転ジョイントも一緒に)。
実物も、スライドストップを持ち上げた時、ほんのちょっと下に押されてるし(参考資料は、マルシンのモデルガン)。

で、完成した、ウィルソン・コンバット パーフェクトバージョン。
実銃と同じ動きを再現出来ます(ちょっと大袈裟かな?)。

この形状データ、「形状DATAダウンロード」コーナーにアップしましたので、Shadeを持ってる方はダウンロードして見て下さい(ShadeR4以降対応)。
また、以前のをダウンロードしてる方は、見比べて見るのも一興かも?
図では説明してませんが、フレームも修正してます。

なお、.45ACPのカートリッジは、チェンバー部に一発しか付属してません。
マガジンに入れる場合は、直線移動コピーして下さい。
マガジンのリップやファーロアに合わせて、傾けてローディングすると、よりリアルです。

3DCG製作記目次ページへ戻る

TOPへ戻る